入院してからというものの、代わる代わる看護師さんがやってきては
「里帰りはやめて、この病院で産んだ方がいいよ」
と諭されました。

彼女たちにとってわたしは面倒くさい患者なんだろうなと思うと、申し訳ないような、ここに居づらい気持ちになりました



わたしも、入院中に自分なりに切迫早産の入院について調べて、

『一度点滴を始めてしまうと、抜いた時に張り返しですぐ産まれる可能性がある』

と知ったので、赤ちゃんの事を考えたら
「里帰りは諦めるしかないかな…」
と思い始めてきました。



24時間点滴は血管が痛むし、手の震えや動悸、頭痛などの副作用が強くて、最初は苦痛で仕方なく…
でも、この痛みには数日で身体が慣れてきました。



それ以上にわたしを苦しめたのは、病室の乾燥です。



濡れマスクをして、湿らせたタオルを干し(大部屋は加湿器NG)、のど飴をなめていましたが、それでも声を発せない程、喉がガラガラになりました。

リップクリームを塗っていても唇は切れるし、歯茎からの出血もひどくて、うがいすれば血の塊が流れ、濯いでも濯いでも常に口の中が血の味です。

鼻詰まりも酷く、マスクをしていると温まって流れてくるため鼻をかみ、顔が腫れて痛くて大変でした。

痰が絡んで咳やくしゃみが止まらず、その度にお腹に力が入るので、赤ちゃんが心配…

それが日に日に悪化していき、ピーク時には頭痛でなかなか眠れないし、食べ物の味など、全くわからなくなっていました。



もはや、本当に乾燥だけが原因なのかわからなくなりましたが、先生に訴えても
「妊娠して免疫が弱くなっているから、何かのアレルギーが出たのかも。頑張って!」
としか言われないので、早々に諦めました。
(うがい薬と痛み止めだけは処方してもらいましたが、良くならず)


 
主人は日に日に弱っていくわたしの姿をみて、さすがに心配になったのか、転院を勧めてくれました。

まず、里帰り先の病院に交渉して、本来なら遅くても34週までに受診しなければ受け入れ不可のところ、事情を説明していつでも受け入れてもらえるよう、話をつけてくれていました。

さらに里帰りは諦めたとしても、せめてもっと安心できる近くの病院に移れるよう、色々と電話して受け入れの支度を整えてくれました。



とはいえ、正期産といわれる37週の直前まで点滴を抜くのは怖いし、もし転院希望を伝えて看護師さんたちの対応が今より悪くなったら嫌だなと
(プロですからそんな事にはならないと思いますが、この時の精神状況では不安に)
思ったので、37週直前まではこのまま耐えてみせると決めました。





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